岡村

 調査指導船「みやこ」により、1973年度に引続き調査を行った。第一次は1974年6月22日より7月15日、第二次は11月18日より12月3日まで行った。
 底魚漁業調査:第一次では母島・北硫黄島・硫黄島・南硫黄島の各島周辺を調査した。13日延126回、827鉢で1鉢当りのハマダイ単位漁獲量は0.65尾、0.9kgであった。第二次では母島の南沖・西沖の漁場で1.84尾、2.66kgの好漁であった。
 マグロ漁業調査:第二次に弟島・母島沖で実施したが、母島沖でキワダ5尾のみで全く不振であった。
 サワラ曳縄調査:第二次に父島列島西島・母島列島姪島沖で2日間実施したが、カマスサワラ1尾釣獲したのみであった。

研究要報123(1976.3)

123.pdf [2296KB pdfファイル]