倉田・三木・広瀬

 テングサの増殖を目的とした投石地においてトコブシの生産効果について調査を行った。大島差木地漁協地先の通称送信所下の漁場は1956~1963年度投石事業が実施され、ここで1962年より潜水でトコブシを採取して測定した。投石後2年経つと漁獲対象となるトコプシが多くなり、殻長組成・分布密度等安定するが、天然礁に比べ殻長平均は劣る。
 口開調査により口開時の給水揚量、枠取調査により単位面積当りの採取量等を明らかにした。

研究要報44(1965.4)

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