9.東京都内湾におけるのり養殖及びあさくさのりに対する塩安の施肥について
古井戸・伊藤
1.東京都内湾におけるのり養殖
現況は漁場1,000万坪、総柵数77,000柵、養殖業者3,013戸、生産高105万貫、1,500万帖である。養殖方法は幾多の変遷後、現在水深6~7m海底まで利用されるようになった。環境条件はタカの漁場は有機物の還元等により条件が悪くなっている。水質の汚濁、埋立て等の問題がある。
2.あさくさのりに対する塩安の施肥について
竹筒利用による塩安の施肥を行った。肥料の効果はノリの分析値、収穫量等から認められた。経済的にも成り立つことが判明した。
研究要報9(1957.3)
