40.薬品・薬剤および産業廃水等による生物飼育試験について
水質研究室
水産用水の生物的水質の確立をはかるための資料の一助として、薬品・農薬・工業廃水による生物試験を実施した。
薬品はシアン化カリウム(KCN)を用い、コイ・マハゼをガラス水槽内で24時間及び48時間TLmを求めた。その結果抵抗強度はコイ(2才魚)>コイ(当才魚)>マハゼの順であった。
農薬は浸透性殺虫剤「サイメツト」・殺線虫剤「ACC-18133」、同「D-D」についてコイ・モツゴを用いた致死濃度試験の結果は次のとおりである。また、残毒性についても試験を行った。
研究要報40(1963.10)
