内湾調査平成30年9月 底質と底生生物調査

内湾調査平成30年9月 底質と底生生物調査

5月に続き、エクマンバージ型採泥器を用いて、水深3~5mの海底から底泥を採取し、1㎜目合の篩(ふるい)で濾して底生生物を採集しました(写真1、写真2)。篩には二枚貝の死殻も多数みられますが、アサリRuditapes phlippinarumやホトトギスガイMusculista senhousiaの生貝の他、赤く点在するゴカイ類が確認できます。他に、泥の温度、色、臭いの確認や、泥に含まれる硫化物等の分析を今後行います。
 一方、月1回行う底曳網調査では、St.3、4、5の3地点で体長39~64㎜のシログチPennahia argentataの稚魚が採集されました(写真3)。本種は、刺身、塩焼、煮付としてだけでなく、練り物の材料としても重要な種で、大きい個体は体長は40cmにもなります。

 
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 写真1 エクマンバージ型採泥器で           写真2 泥を1㎜目合の篩にかけて
      底泥を採取                    アサリなどの貝類やゴカイ類を採集

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 写真3 三枚洲(St.4)のシログチ稚魚

 
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図1 調査地点

  平成30918日内湾水質調査結果
 
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