内湾調査平成31年4月 マハゼの「赤ちゃん」、シーズン真っ只中

内湾調査平成31年4月 マハゼの「赤ちゃん」、シーズン真っ只中

マハゼAcanthogobius flavimanusの「赤ちゃん」(写真1、仔稚魚期)は湾奥では、例年3~4月に出現のピークを迎えます。今年の底曳網調査で採取されたマハゼの「赤ちゃん」は3月の737尾に続き、4月は1,019尾と増加しました。マハゼの「赤ちゃん」は本調査では例年5月以降には急激に採れなくなりますが、居なくなるわけではなく、湾奥の浅場や運河に移動したり、川を遡ったりと分散しながら成長して、夏から秋にかけてのハゼ釣りの対象魚となっていきます。

なお、マハゼ以外にも、エドハゼGymnogobius macrognathos(写真2)、ニクハゼGymnogobius heptacanthus(写真3)、及びスミウキゴリGymnogobius petschiliensis(写真4)などを中心に10種類のハゼ科の「赤ちゃん」が採捕されました。これらの多くがSt.1(羽田洲)を中心に出現しました。

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写真1 マハゼ(格子の一辺は5㎜)         写真2 エドハゼ(格子の一辺は5㎜)

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写真3 ニクハゼ(格子の一辺は5㎜)       写真4 スミウキゴリ(格子の一辺は5㎜)

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図1 調査地点

内湾水質調査結果 平成31年4月8日

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