内湾調査令和2年6月 カタクチイワシがたくさん採れました

内湾調査令和2年6月 カタクチイワシがたくさん採れました

6月は採捕魚数が2,441尾と5月(667尾)よりも増えましたが、これはカタクチイワシEngraulis japonicusの仔魚(写真1)がSt.2~5の合計数で1,538尾(全採集魚数の63%)も採れたことが大きいです。また、コノシロKonosirus punctatusの卵が23,740個と5月(2,850個)より一桁多く採れました。なお、本種の仔魚は4月に60尾、5月に242尾、6月には298尾でした。

魚以外には、アミ類Neomysis sp.またはspp.がSt.1(羽田洲)とSt.3(15号地)を中心に合計で2.7㎏と5月(1.8㎏)より多く採れました。網で採れたアミ類の塊り(写真2)の一部を観察用の水槽に移すといつものように元気に泳ぎだしました(写真3)。

         

写真1 カタクチイワシの仔魚    写真2 底曳網に入ったアミ類      写真3 観察用水槽のアミ類

(St.4、格子の1辺は5㎜)               (St.1)             (St.1、最小目盛りは1㎜)

 

図1 調査地点図

 内湾水質調査結果 令和2年6月4

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