内湾調査令和2年2月 アユがまとまって出現

内湾調査令和2年2月 アユがまとまって出現

毎月実施している底曳き網調査で、2月7日にアユPlecoglossus altivelis(シラス期)がSt.1(羽田洲)で297尾採れました(写真1)。1月には多摩川河口に位置するSt.1で1尾しか採れなかったのですが、2月は同じ場所で多く採れました。

昨年の10月12日に関東地方に襲来した台風19号による増水で、多摩川は長らく濁流が続いたことから、アユの産卵やふ化に大きな懸念がありましたが、一連の調査で東京湾奥での生息が確認されました。まだまだ、小さいアユですが、これから東京湾の豊富なプランクトンを食べて成長し、多摩川を遡上してもらいたいものです。

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                 写真1 St.1で採れた「アユの赤ちゃん」(全長3㎝前後のシラス期のアユ)


地図1.png
図1 調査地点図

内湾水質調査結果 令和2年2月7

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