内湾調査平成30年7月 6月に行った環境学習

内湾調査平成30年7月 6月に行った環境学習

平成30年6月8日にお台場海浜公園で開催された「東京ベイ・クリーンアップ大作戦※」に参加し、水生生物観察会を担当しました。今回は、潮が引いた岩場でマガキCrassostrea gigas、イボニシThais clavigera 、砂場でコメツキガニScopimera globosaを採集するとともに、1~2m付近の浅場では小型のジョレンでハマグリMeretrix lusoria、アサリRuditapes phlippinarumなどの二枚貝、地曳網でマハゼAcanthogobius flavimanus(写真1)、イシガレイPlatichthys bicoloratus(写真2)などの稚魚を採集しました。

採集した生物は展示用のトレイや水槽に移して観察を行うとともに、東京湾における生息状況や生態のほか、浅場の重要性について説明を行いました。東京湾の最奥部に位置するお台場の海に、イシガレイの子供がいることに特に興味を持つ人が多く見られました。
※(公財)港区スポーツふれあい文化健康財団が実行委員会事務局となり、「東京港を泳げる海に!」のスローガンのもと、清掃活動および啓発活動を行っています。

31年7月写真1.jpg   31年7月写真2.jpg

  写真1 マハゼの稚魚                 写真2  イシガレイの稚魚

20180611-152456.png

  図1  調査地点

  平成30年7月11日 内湾水質調査結果
 31年7月結果.jpg

このカテゴリー内の他のページ