内湾調査令和7年8月14日 海面から見える魚群、ボラ

内湾調査令和7年8月14日 海面から見える魚群、ボラ

 東京湾の調査地点を巡っていると、時折、水面から魚が跳ねているところを見かけます。その大部分はボラMugil cephalus cephalus Linnaeus,1758です。ボラは、跳ねている様子が陸からも観察できる、東京湾の身近な魚です。調査中にも跳ねる様子が見られ、船が走った後ろで跳ねている他、時折、船の中に飛び込んでくることもあります。

ボラは遊泳力が高く、本調査で使っている曳網の中に入ることは稀ですが、春先の定置網を使ったアユ調査では、多摩川を遡ってくるボラの稚魚が入ることがあります。

今回の調査では、St.5のお台場海浜公園で、大量のボラが群れている様子が確認できました(図2)。前述の通り、ボラが跳ねる様子はよく見られますが、船上から魚影が直接見えるほど(図3)多く密集し、近づいてくる事は、あまり経験がありませんでした。

東京湾奥調査地点図.png

図1 調査地点図

  

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図2 St.5で見られたボラの魚群を水上から撮影した様子。
水面が細かく波立って(ナブラが立って)いたり(上図)、頻繁に跳ねる様子(下図右下)が見えたりします

 

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図3 St.5で群れていたボラ。普段からボラはよく見られますが、
写真で水面下の姿を捉えられるほど、近づいてくるのは珍しいです。

 

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図4 St.1で採集されたアキアミとニホンイサザアミ。
アキアミは年中いるものの、大量に採集される時期は限られているようです

 

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図5 St.2で採集されたイッカククモガニPyromaia tuberculata

 

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図6 St.2で採集されたマハゼAcanthogobius flavimanus

 

令和7年8月14日内湾水質調査結果

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