内湾調査令和4年6月13日 マハゼの移動

内湾調査令和4年6月13日 マハゼの移動

当センターが毎月確認している小型底曳網調査では、マハゼAcanthogobius flavimanusは、例年3~5月に水深2~7mの調査地点(図1、St.1~5)で仔稚魚が採集されますが、6月以降は稀にしか採集されていません。本年も3~5月に採集されましたが(写真1)、6月になると全ての場所で採集することができませんでした(図2)。マハゼは何処に行ったのでしょうか?

6月11日に通常の調査地点とは別の場所あるお台場の砂浜付近の浅瀬(0~1m)で小型底曳網を曳いたところ、本種が採集され(写真2、3)、マハゼが浅瀬に生息していることが確認されました。また、6月14日には海老取川の多摩川との合流店地点付近(St.1の上流)で遊漁者が本種を釣っていました(写真4)。全長6~8㎝サイズの魚が岸から数メートルの範囲の浅い場所で"入れ食い"状態でした(写真5、6)。

成長したマハゼは湾奥や河口の岸のすぐ近くの浅瀬に移動するようです。

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    図1 調査地点図        図2 場所別月別のマハゼ採集数の推移      

     (令和4年1~6月) 

                 ※棒グラフ上の数字は採集数 

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写真1 マハゼ仔稚魚(5月、St.5茶色い    写真2 お台場岸近くで小型底曳網を曳

格子の1辺は5㎜)                 いている様子

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