内湾調査平成30年12月 ハタタテヌメリの稚魚と大人のヒメイカ

内湾調査平成30年12月 ハタタテヌメリの稚魚と大人のヒメイカ

平成30年12月7日の小型底曳網調査では、ハタタテヌメリRepomucenus valencienneiの稚魚(写真1)やヒメイカIdiosepius paradoxus(写真2)などが採集されました。
 ハタタテヌメリは釣りなどで親しまれており、通称メゴチと呼ばれる全長15㎝ほどに成長するスズキ目ネズッポ科の魚ですが、実は標準和名でメゴチSuggrundus meerdervoortiiという魚は別にいます。こちらはカサゴ目コチ科に属していて、全長20数㎝とより大型で頭部の尖った骨板が目立ちます。
 一方、今回採集された胴長(外套膜長)0.7㎝ほどのヒメイカは、アマモ場などに生息する小型のイカで、成熟個体でも胴長がせいぜい2cmほどにしかなりません。

 30年12月写真2.jpg      30年12月写真1.jpg
  写真1 胴長0.7㎝ほどのヒメイカ           写真2 長3cmほどのハタタテヌメリ

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  図1 調査地点

  平成30127日内湾水質調査結果
 
30年12月調査結果.jpg

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