内湾調査令和4年12月20日 タコのようなイカ、ダンゴイカ

内湾調査令和4年12月20日 タコのようなイカ、ダンゴイカ

ダンゴイカSepiola birostrata Sasakiは日本を含む東アジアの沿岸に広く分布するダンゴイカ科のイカです。本種は島しょセンターの小型底曳網調査では稀にしか採集されませんが、12月20日に三枚洲(図1のSt.3)で1個体採集されました(写真1)。ダンゴイカの外観は外套膜(がいとうまく)が丸みを帯び、タコのようですが、外套膜の両側に一対のひれがあることからイカの仲間であることがわかります(写真2)。採集した個体は外套長(外套膜の長さ)が0.8㎝程度でしたが、本種は成長すると2㎝程度になります。

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   写真1 採集直後のダンゴイカ               写真2 ホルマリン固定したダンゴイカ

  (スケールの最小目盛りは1㎜)              (オレンジ色の格子の一辺は5㎜) 

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 図1 調査地点図

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湾水質調査結果 令和4年12月20日

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