内湾調査令和2年8月 成長したマハゼが採れました

内湾調査令和2年8月 成長したマハゼが採れました

St.4(三枚洲)で全長約9㎝のマハゼAcanthogobius flavimanus(写真1)が1尾採れました。3月には2~3㎝でしたので、このマハゼは5カ月間で6~7㎝程度成長した可能性があります(「東京湾便り」の関連記事:「令和2年3月 マハゼの赤ちゃん出現」)。

また、真夏のこの時期は、海底付近の酸素濃度が極端に低くなることが多く、小型底引き網で採取される生物は非常に少ない傾向があります。8月の総採取魚は5種、20尾と少なく、アミ類Neomysis sp.またはspp.も殆ど採れませんでした。採れた魚の半数(10尾)をカタクチイワシEngraulis japonicus(写真1)が占め、ニクハゼ(7尾)Gymnogobius heptacanthus(写真2)が続きました。

    

       写真1 カタクチイワシ(左)とマハゼ(右)   写真2 ニクハゼ(St.5、スケールの

       (St.4、スケールの最小目盛りは1㎜)           最小目盛りは1㎜)

図1 調査地点図

内湾水質調査結果 令和2年8月13日

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