内湾調査令和2年11月 今年も11月は魚が少ない

内湾調査令和2年11月 今年も11月は魚が少ない

例年、1012月は、底曳き網調査で採捕される魚の種類数や採捕数が少なくなる傾向がありますが、今回(11月)は特に少なく、採捕された魚類は合計で39尾でした。内訳は、カタクチイワシEngraulis japonicus(写真1)がSt.315号地)6尾、ハタタテヌメリRepomucenus valenciennei(写真2)がSt.3及びSt.4(三枚洲)で各1尾、ヒメハゼFavonigobius gymnauchen(写真2)がSt.41尾だけでした。なお、昨年の11月は同じ魚種組成の3種ですが、採捕総数は50尾でした(「東京湾便り」の関連記事:「内湾調査令和元年11月 3種類の魚しか採れませんでした」)。

写真1 カタクチイワシ(St.3、スケールの最小目盛りは1㎜)

写真2 ヒメハゼ及びハタタテヌメリ(St.4、格子の1辺は5㎜)