内湾調査令和4年8月19日 ジンドウイカ

内湾調査令和4年8月19日 ジンドウイカ

当センターの小型底曳網調査で、外套長(円錐状の部分の長さ)が6㎝に及ぶジンドウイカLoliolus (Nipponololigo) japonicaが採集されました(写真1)。本種は成長しても外套長が10㎝を超える程度の小ぶりな種です。"ヒイカ"とも呼ばれ、食用として流通しており、東京湾奥では釣りの対象にもなっています。

しかし、本調査でこのサイズのイカ類が採集されることは極めて稀です。採集場所はSt.3(15号地、図1)で、海から揚げられた直後に腕を広げ、中央にあるカラストンビ(上顎盤及び下顎盤)をこちらに向けて開きました(写真1)

.

図1 調査地点図

.

 写真1 ジンドウイカ(カラストンビを開いている様子、

St.3、8月19日、スケールの数字は㎝)。

.

内湾水質調査 令和4年8月19

このカテゴリー内の他のページ