内湾調査令和元年5月 コノシロの卵がたくさん

内湾調査令和元年5月 コノシロの卵がたくさん

5月の底曳き網調査ではコノシロKonosirus punctatusの卵(写真1)がすべての調査地点で採れ、合計で49,949個と4月の4,231個に比べ多く採取されました。一方、卵の数に比べてコノシロの仔魚(写真2)は3地点で合計7尾と非常に少ない状況でした。他に、カタクチイワシEngraulis japonicusの仔魚(写真3)がSt.1(羽田洲)とSt.2(羽田沖)で合計123尾と、4月(1尾)に比べて増加しました。その一方で、ハゼ類の仔魚は減少し、特にマハゼAcanthogobius flavimanus仔魚は4月の1,019尾から3尾へと激減し、マハゼ仔魚出現シーズンの終わりが感じられました。

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写真1 コノシロの卵(直径約1.5㎜)         写真2 コノシロの仔魚(ゲージは5㎜)


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写真3 カタクチイワシの仔魚(格子の一辺は5㎜)

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図1 調査地点図           



 内湾水質調査結果 令和元年5月24日
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