内湾調査令和7年12月8日 カイヤドリウミグモ

内湾調査令和7年12月8日 カイヤドリウミグモ

12月になり、水温も15℃前後と低くなりました。今月も先月に引き続き、魚類の採集数は少なくなっています。

魚類が少ない一方、目立ったのがカイヤドリウミグモNymphonella tapetisです(図3)。本種はアサリ等の二枚貝に寄生するウミグモの仲間で、平成19年に木更津で大発生し、アサリへの漁業被害をもたらしました。平成19年の大発生以前は、殆ど目撃情報のない種でしたが、当センターの内湾調査では平成29年以降、徐々に確認されはじめ、現在は真冬以外の殆どの時期で採集されます。アサリ以外にも、シズクガイなどの二枚貝に寄生し、定着しているようです。

東京湾奥調査地点図.png

図1 調査地点図

  

R071208ヒメハゼ.jpg

図2 St.1で採集されたヒメハゼ。

 

R071208カイヤドリウミグモ.png

図3 St.2で採集されたカイヤドリウミグモ。

この画像だけで、矢印で指示した場所以外にも12匹ほど確認できます。

 

 

令和7年12月8日 内湾水質調査結果

R071208.png

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