内湾調査令和7年10月2日 立派なヨシエビ

内湾調査令和7年10月2日 立派なヨシエビ

10月になりましたが、気温は依然として24℃を超え、底層の酸素濃度は、5つの測点の内、St2~5の4点で基準値の3mg/lを下回っているなど、まだまだ残暑とその影響が続いています。

今回の調査では、St.3においてヨシエビMetapenaeus ensisが採集されました。以前採集されたクマエビなどと同じ、クルマエビ科に属するエビです。東京湾以南に生息し、他県では種苗生産により栽培漁業が行われるなど、商品価値も高い、美味なエビです。

ヨシエビの体長は100~150 mm、最大で180 mmほどにもなりますが、採集された個体は82 mmほどと、未だ成長途中の個体のようです。ヨシエビの産卵期は6月中旬~9月上旬で、産卵期の晩期に産まれた個体は一年ほどで100 mmに育つという報告があります。近年の高水温から考えると、産卵期とされている期間より後に生まれた個体の可能性もあります。

東京湾奥調査地点図.png

図1 調査地点図

  

R071002ヨシエビ1.png

図2 St.3で採集されたヨシエビ。
昼は砂泥に潜り、汽水にも生息するとのことで、荒川河口に位置するSt.3付近には環境が揃っていると考えられます。

 

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図3 ヨシエビの胴体から尾部。

 

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図4 St.4で採集されたクシクラゲ類。

この日はSt.1,2,4にて採集されました。

 

令和7年10月2日内湾水質調査結果

R071002.png

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